2021年03月06日

こころ歳時記

こころ歳時記 - 吉元 由美, 片岡 鶴太郎
こころ歳時記 - 吉元 由美, 片岡 鶴太郎




出版社 : ディスカヴァー・トゥエンティワン (2012/10/28)
発売日 : 2012/10/28
言語 : 日本語
単行本 : 232ページ
ISBN-10 : 4799312308
ISBN-13 : 978-4799312308



商品の説明
出版社からのコメント
作詞という言葉を扱う仕事をするようになって三十年近い年月が経ちます。時を重ねるにつれ、言葉、特に日本語の美しさと奥深さ、繊細さに心を打たれ、
そしてあまりにも知らないことが多すぎることに驚愕しました。と同時に、私たちはいつの世代からこんなに日本語から遠ざかってしまったのだろうかと、半ば悲しい気持ちにもなりました。

言葉にその言葉の魂が宿っている。日本語は、その特徴から言霊が宿りやすい言語だそうです。
ですから、私たちは言葉を交わしていると同時に、その魂をも伝え合っているのです。だとしたら、その言葉の意味を大切にしながら伝え合うのがいいのではないか。
意識して言葉を使うことにより、その言葉の持つエネルギーは拡がっていくのではないか。こんな思いから、「こころ歳時記」の第二部に「美しい日本の言の葉」を収録しました。

日本の美しさ、日本人の丁寧な生き方。精神性。古来、日本人はあらゆる自然の中に神を見いだして生活してきました。花が咲いて散っていく。
私たちの先人たちは、そのときどきの花の美しさを愛でつつ、そこに人の人生を重ね合わせ、その花の美しさを心に響かせてきました。
そして、たとえば「桜の花は散り際が美しい」という日本独特の美意識を持つに至りました。散っていく桜の花の美しさのように、人の散り際にも美しさを見いだしたのです。
散っていく花を美しいと思う感性は、世界の中でも日本だけだそうです。

年中行事は、自然の流れの中でその多くが神事として執り行われてきました。そこには祈りがあり、感謝があります。
それは生かされているこの命を喜ぶことでもあります。

自然のリズムを、現代を生きる私たちの中に取り戻していきたい。そして、日本語の持つ美しい言霊を大切にしていきたい。
そのような思いから「こころ歳時記」を書くに至りました。私たちが新しいチャレンジをするというよりも、本来あるべき場所へあるべき姿で戻っていく、ということなのかもしれません。

そこにあるのは形のないものかもしれません。でも、日本を大切にし、日本語を大切にすることは、私たちの中に流れている、忘れていた豊かさを取り戻すことでもあるのです。
日本人が日本を大切にできたとき、私は何かが変わると信じています。

まだまだほんの一部しかご紹介できませんが、「こころ歳時記」が多くの人のもとに届き、自然の懐の中で生かされていること、
そしてこれまで知らなかった日本、日本語の深さを少しでも感じていただけたら幸いです。(「あとがき」より)
posted by ゴロゴロ at 04:52| 埼玉 ☔| 日記 | 更新情報をチェックする