2018年03月29日

赤い大公:ハプスブルク家と東欧の20世紀 単行本



単行本: 512ページ
出版社: 慶應義塾大学出版会 (2014/4/23)
言語: 日本語
ISBN-10: 4766421353
ISBN-13: 978-4766421354
発売日: 2014/4/23
梱包サイズ: 19 x 13.2 x 3.2 cmハプスブルク、再興の夢
ヒトラーとスターリンのはざまを生きたヴィルへルム・フォン・ハプスブルクの数奇な運命と、
20世紀ヨーロッパ史の深暗部を鮮やかに描ききる不世出の歴史家、ティモシー・スナイダーの傑作。


華麗と虚飾に満ちた19世紀末――。ハプスブルク家の末裔としてこの世に生を享けたヴィルヘルム・フォン・ハプスブルクは、第一次世界大戦期にハプスブルク帝国陸軍将校を務め、君主国の版図のなかで、ウクライナ・ハプスブルクの創設を夢見た。策略が失敗に終わり、パリに遁走した1920年代には、高貴な生まれの鼻つまみ皇族としての淫蕩な日々を過ごし、30年代にはヒトラーに傾倒して、ファシストになったかと思えば、一転して、ナチス・ドイツとソ連に対してスパイ活動を働き、戦後、キエフの牢獄で悲惨な死を遂げた。

ヒトラーとスターリンのはざまで、ウクライナ王になることを夢見、ハプスブルク帝国の再興を夢見た、「赤い大公」ヴィルヘルム・フォン・ハプスブルクの政治的な夢と挫折とが綯い交ぜになった53年の生涯を通して、19世紀末から20世紀にかけての東欧、広くはロシアからイベリア半島やバルカン半島にまで至るヨーロッパ全体の歴史の深暗部を鮮やかに描ききる、不世出の歴史家、ティモシー・スナイダーの傑作。
posted by ゴロゴロ at 03:00| 埼玉 ☔| 日記 | 更新情報をチェックする