2018年03月29日

ロレンスがいたアラビア(下) 単行本



単行本: 372ページ
出版社: 白水社 (2016/9/29)
言語: 日本語
ISBN-10: 4560092443
ISBN-13: 978-4560092446
発売日: 2016/9/29
梱包サイズ: 19.6 x 14 x 3.2 cm《ロレンスはいかにして「アラビアのロレンス」になったのか?》

ヨーロッパ戦線から遠く離れた砂漠を舞台に、ときに並行し、ときに交叉する四人のスパイたち――。戦況によってめまぐるしく変わる彼らの立ち位置を丁寧に追い、今日の中東紛争の淵源となった時代を躍動感あふれる筆致で描いた注目の歴史大作。
《全米批評家協会賞》最終候補作

「ロレンスの死から七〇年以上、彼を有名にした偉業から一〇〇年近く経った今日なお、トーマス・エドワード・ロレンス―「アラビアのロレンス」としてのほうが有名だが―は二十世紀のもっとも謎に満ちた、評価の分かれる人物の一人である。多くの伝記、数えきれない専門的研究、代表作と言われるものを含む少なくとも三本の映画がありながら、アラブの軍を率いて戦い、歴史を変えたこの若く内気なオクスフォードの学者を歴史家たちはどう評価したものか決めかねている。」(「はじめに」より)

《中東問題の淵源はここにあった! 》

死後70年以上経った今日なお、トーマス・エドワード・ロレンスは20世紀のもっとも謎に満ちた、毀誉褒貶相半ばする人物の1人であろう。本書はロレンスの評伝だが、けっして「聖人伝」ではない。第一次世界大戦中、ロレンスをはじめアラブ世界を舞台に暗躍した4人のスパイと彼らを取り巻く人間模様から、ヨーロッパ列強が中東という壺の中に手を突っ込んでかき回すさまを描いた歴史ノンフィクションである。
ロレンスほど有名ではないが、本書で重要な役割を果たす3人とは、表向きは大学講師だが、英国を欺くためオスマン帝国と共謀し、愛人のロシア系ユダヤ人医師を諜報活動に利用していたドイツのスパイ、K・プリューファー。ルーマニア系ユダヤ人の農学者で、オスマン帝国統治下のパレスチナで祖国建設のために奔走するシオニスト、A・アーロンソン。そして米東海岸の名門の出で、大手石油会社の調査員から米国務省の情報員に転身したW・イェールである。
戦況によってめまぐるしく変わる彼らの立ち位置を丁寧に追い、今日の中東紛争の淵源となった時代を躍動感あふれる筆致で描いた注目の歴史大作!

[下巻目次]
第十二章 大胆な企て
第十三章 アカバ
第三部
第十四章 傲慢
第十五章 炎に向かって
第十六章 募る怒り
第十七章 孤独な追跡
第十八章 ダマスカス

エピローグ――パリ
謝辞
訳者あとがき
参考文献
原注
人名索引

[原題]Lawrence in Arabia
posted by ゴロゴロ at 02:30| 埼玉 ☔| 日記 | 更新情報をチェックする