単行本: 224ページ
出版社: 内外出版社 (2017/8/30)
言語: 日本語
ISBN-10: 4862573142
ISBN-13: 978-4862573148
発売日: 2017/8/30
梱包サイズ: 18.8 x 13 x 1.8 cm人口3万5000人弱の小さな町にある普通の公立高校・熊本県立大津高校。
時間は有限、使い方は無限。24時間をデザインするサッカー部の1日の練習は100分。
当たり前のことを人並み以上にやり抜く、「凡事徹底」の理念のもと、
同校をインターハイ、高校選手権の常連に育て上げ、
巻誠一郎、土肥洋一、谷口彰吾、車屋紳太郎、植田直通など、
50名近くのJリーガーを輩出してきた名指導者・平岡和徳監督のチームマネジメントと人づくりに迫る。」
■教師・平岡和徳の指導哲学
1、ゼロから1を創る
・凡事徹底―――「当たり前のことを人並み以上に一生懸命にやる」
・大津サッカー部の目指すところ
・一、諦めない才能を育てるのがスポーツ最大の財産である。
・二、技術には人間性がストレートに現れる。
・三、強いチームは良いあいさつができる――オープンマインドとコミュニケーションの原点
・四、感動する心と、感謝の気持ちを常に持とう。
・五、苦しいときは前進している。
2、24時間をデザインする
・1日は有限、使い方は無限
・トレーニング、食事、睡眠、勉強、生活のバランスをセルフプロデュースする
・「学校のモノサシ」を変えた朝練習
・朝練を見れば、課題を発見・改善する人間力がわかる
・練習時間は100分――「やらされる」のではなく、その時間を全力で「やる」
・「もっとやりたい」という集中力の維持が、明日の良い練習につながる
3、個性を伸ばす
・ストロングポイントを見抜く――本人が自覚する強みと、指導者の目で見た強みが一致するとは限らない
・ハンカチの中央に――ストロングポイントを磨くことでウィークポイントを引き上げる
・本物を見せ、折れない節をつくる
・杭も出過ぎれば打たれない
4、安心できる場所を作れているか?
・オープンマインドの姿勢とプレーヤーズファースト――選手の成長のために常に心を開いておく
・チーム編成はオーケストラ
・指導者も成長し続けなければいけない
・「ここにいれば成長できる」という安心感を与えること
■サッカー人・平岡和徳のルーツ
2つの出会い
先輩にあこがれてボールを蹴り始めた
「平岡って子は、他の子と少し違ってる」
セルジオ越後からの「宿題」
勘当されて、東京へ−−古沼貞雄との出会い
東京からの一本の電話
全ての土台にある帝京時代――理不尽な練習から学んだこと
「父に認められたい」という思いが、エネルギーになった
筑波大へ進学−−―田嶋幸三との出会いと、教える立場への開眼
ドイツ帰りの田嶋幸三が持ち込んだ「お土産」――インターナショナルなモノサシ
教育実習を通して、背中を押される――
故郷、熊本で教員に――これまで熊本んためにはなーんもしてきとらんな
教師生活のスタート
外れた「思惑」が、プラスに働いた――同好会同然のサッカー部の指導
熊本を制したからこそ見えた「もっと高い山」
■大津高・サッカー部前史
1、体育コース設置
2、弱小公立校にやってきた「外人部隊」
3、初めて開いた全国の扉
4、「大津、また来いよ! 」
■受け継がれる平岡イズム
出版社からのコメント
平岡監督の教育・指導理念はサッカー部のみならず学校全体に浸透しており、
他の部活動の成績アップ、生徒の学力向上をもたらしています。
県内では教育者としての手腕・功績を高く評価されており、
2017年3月に宇城市の教育長に就任しました。
51歳という若さで現職の教員が抜擢されることは異例です。
本書はサッカー・スポーツ指導者だけでなく、
教育関係者や一般の父兄、また職場などで指導的立場にある方々にとっても
非常に参考になるヒントに満ち溢れています。ご一読をおススメします。
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