神コーチング 人が育つ言葉 - 白井 一幸 発売日 : 2020/4/17
単行本(ソフトカバー) : 224ページ
ISBN-10 : 4296105701
ISBN-13 : 978-4296105700
出版社 : 日経BP (2020/4/17)
言語: : 日本語
本書は、2つの要素で構成しています。1つは「育つ言葉集」。
どんな職場でも、すぐにコミュニケーションの場面で使えるものを整理しました。
もちろんそれらは、万年最下位争いに甘んじていたファイターズを強いチームに変えた言葉でもあり、効果はお墨付きです。
もう1つが、昭和の古い指導スタイルをどうしても捨てきれない「鬼コーチ」と、白井氏がふんする「神コーチ」の対話。
できれば叱りたくないけれど、どうしても声を荒らげてしまうという上司は多いはずです。
理想と現実の狭間で苦しんでいる上司をイメージして「鬼コーチ」というキャラクターを立てました。
部下が失敗したときにどんな言葉をかければいいのか、頑張っているのに芽が出ない社員にはどう指導すればいいのかなど、
鬼コーチが抱える悩みは、多くの上司が抱えている悩みに近いものもきっとあるはずです。意識転換の仕方を物語を通じて考えていきます。
ストーリーは「傾聴」「承認」「質問」というコーチングの要素を踏まえながら展開していきますので、コーチングの体系を楽しみながら学べます。
≪目次≫
序章 鬼コーチ、神コーチに弟子入りする
第一章 傾聴のスキル
アルバイトの大量離職を招いた若手社員
1:新入社員に最初にかける言葉 「あなたたちは、何のために仕事をしますか」?
2:挨拶をしない新入社員にかける言葉 「おはよう! 調子はどう」?
3:部下に仕事を任せる前にかける言葉 「知識を生かすにはどうすればいい」?
4:部下に仕事を任せるときにかける言葉 「あなたなら絶対に成功できる」
5:会議で意見が出てこない 「そういう考え方もあるんだな」
6:部下の話をじっくり聞きたい 「(自分に対して)よし、聞くぞ」
7:部下を叱った後、関係性が悪くなってしまった 「本当に申し訳なかった」
8:部下が真面目に働かない 「(自分に対して)部下が力を発揮しないのは、私の責任だ」
9:及び腰の部下にかける言葉 「この会社で目標となる人はいる」?
10:現場で起こるトラブルを減らしたい 「あのときの対応をあなたはどう感じた」?
第二章 承認のスキル
大事な仕事で社員がミスをした!
11: 1日のスタートに最適な挨拶 「(目を合わせて)〇〇さん、おはよう。今日も頼んだよ」
12:部下を褒める効果的な言葉 「君の仕事に私はいつも助けられているよ」
13:自発的な改善を促す言葉 「○○(改善してほしいこと)はどうすればうまくいくだろう」?
14:ミスした部下にかける言葉 「今まで以上に元気を出して仕事しなさい」
15:部下が指示を聞かず、勝手な行動を取る 「私が言ったことは、君が意識していればできることじゃないのか」
16:部下に煙たがられたらどうする? 「たとえ嫌われても、私はあなたに関わり続けます」
17:頑張っているのに成果が出ない部下にかける言葉 「目標達成のために、その方法は本当に適切だろうか」?
18:頑張れない部下に一歩を踏み出してもらいたい 「君がどうしてもやらないなら私が責任を取ろう」
第三章 質問のスキル
強い組織をつくるためのリーダーの役割
19:若手を抜擢したら、新米上司と年上部下の関係が悪化した 「成果を上げるために、組織には役割分担がある」
20:ピンチのときに社員にかける言葉 「このピンチは、大きなチャンスだ」
21:経営理念を浸透させたい 「あなた自身がやるべき仕事にはどういう価値があるだろう」?
22:目標達成に消極的な社員を変えるには? 「今日1日、意識してできることはすべて全力で取り組めたかい」?
23:運を引き寄せる方法は? 「やるべきことを誰よりも徹底してやり続けよう」
24:スランプに陥った社員にかける言葉 「今、どんな状態だい? 何か手伝えることはあるかな」
25:子供が相手だとつい感情的になってしまう 「(自分に対して)本当の成功とは、子供が、なりたい自分になることではないですか」?
posted by ゴロゴロ at 02:42| 埼玉 ☔|
日記
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